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「科学凧で空を知ろう」

平成23年度子どもゆめ基金の助成金交付を受けて
 「科学凧で空を知ろう」 という、映像教材を作成致しました。
教材名 科学凧で空を知ろう
【教材を企画した背景とその必要性】
目的 子どもたちの理科への関心、興味を高め、ひいてはわが国若年層の理科離れを防止します。
   
背景 わが国若年層の理科離れが進んでいるといわれています。
小学校における理科授業を充実することが叫ばれています。
当団体では、平成20年同志社大学文学部との共同開発「小学生の理科への興味を高める教材の検討」で、
凧(バイオカイト)を用いた理科授業が効果のあることを日本教育心理学会の大会で発表しました。
   
必要性 これまで空域における現象や、そこに生活するものの感覚を、体得できる適切、安価な教材が提供されておりません。
【教材の内容】
内容

映像教材〈約5分の映像教材〉:全5本

(1)空へのゆめ
【歴史】
空を飛ぶものの代表としてプテラノドン、ハヤブサ、蝶、飛行機などを挙げ、それぞれの特徴(共通点・違いなど)を概説した上で、同じ原理で飛翔する科学凧(バイオカイト)と比較します。
   
(2)なぜヒトは空を飛べないの?
【航空力学】
どうして空を飛べる生き物たちがいるなかで、ヒトは空を飛べないのか?
空を飛ぶための原理について、科学凧(バイオカイト)を用いて、重心、迎角、層流、流線型、揚力、後退翼、水汲み運動などのポイントを学ぶようにします。
   
(3)風はともだち?【気候】 季節や高度、また時間などによって吹き方も性質も変わる風。科学凧(バイオカイト)を天高く飛翔させる大気の流れ(風)の種類について概説しながら、実際に凧(バイオカイト)を揚げるときのコツを学ぶようにします。
   
(4)鳥たちから見える世界
【アート】
科学凧(バイオカイト)にカメラを搭載して空に上げ、そこから見える景色を学ぶ。また、鳥が持って飛べる重さの限界(ペイロード)の概念を学ぶようにします。
   
(5)空のルール
【規制・法律】
科学凧(バイオカイト)は高度500メートル以上あがります。また鳥たちはそれ以上飛ぶことがあります。
空を飛ぶ・飛ばす上で知っておかなければいけないルール(飛行制限・飛行管制など)について、また凧で遊ぶ際のトラブルシューティングを学ぶようにします。
  以上のカリキュラムを実行することにより、子どもたちが空やそこを利用するものをより良く知り、空に夢をふくらませ、ひいては理科への興味、関心を高揚するようなものにします。
   
参加用ワークシート 上記(1)~(5)の映像教材を子どもの体験活動や読書活動で活用していくためのツールとして、各番組の要点を穴埋め式(参加者書き込み式)で回答していくワークシートを企画・編集・デザイン。
紙ものと電子版の両方を製作する。
   
科学凧(模型) 鳥や飛行機と同じ原理で飛ぶ科学凧(バイオカイト)を提供します。
【教材の利用方法・活用例】
対象 小学校から中学校の生徒
時期 年間を通じ、随時
場面 子どもたちの自宅、子どもたちの体験活動、読書活動でインターネットやDVD等を通じて教材を使用します。
方法 映像教材は、映像の視聴とワークシートによる評価、実物は、科学凧(バイオカイト)を手にとり、実際に空に揚げる活動を行います。
製作会社 NPO法人日本バイオカイトクラブ、サイエンス映像シンクプロダクション株式会社
著作権者 NPO法人日本バイオカイトクラブ
お問い合わせ先 Tell 078-958-6010 月~金曜日の10時~18時まで受付
Fax 078-958-6014
   

Last Update:2012-03-27
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