5.水平尾翼のない飛行機は飛ばない |
自由に飛びまわる飛行機や鳥や蝶の場合、働くのは重力と揚力だけですから、主翼だけの場合は、左の図に示すように、重心と風圧中心(揚力の中心)が一致し、重力と揚力の両者が大きさは等しく方向が反対というつりあった状態で飛んでいます。また、揚力中心は、迎角とともに移動します。具体的には、上下対照の流線型の翼や平板翼の場合、迎角は失速角より大きい場合、迎角が小さくなるほど風圧中心の位置が翼の前方に移動します。しかし、失速角を越えて迎角が小さくなると、もはや主翼の風圧中心はそれ以上移動しません。この位置を主翼の空力中心といいます。平板翼の場合、この位置は、翼の最前線(前縁)から計って、流れの方向の翼の縦幅(翼弦長)の1/4のところにあります。 |
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6.バイオカイトとこれまでの凧の違い |
これまでの凧は、複数本の糸目を介して凧糸に接続されています。また、バイオカイトは二本の糸目を介して、凧に接続されています。しかしバイオカイトも凧の一種ですから、糸目を介して凧糸に接続されていることは、これまでの凧と同じであるといえます。 |
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Last Update : 2010-01-28 |
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